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山火事!?

お客様にこんな話題をいただきました。


「こんなにおいしいコーヒーを発見したひとは偉い。なぜ発見され、また初めてめて飲んだのは誰なのか?もしや、昔の人が山火事のあとに焦げた珈琲の実を食べて偶然焙煎コーヒーが発見されたのではないか?」

コーヒーの起源については諸説あり、どれが真実なのか定かではないらしいのですが、有名な説を二つほど簡単に…。


~珈琲の起源説その1~
「13世紀のアラビア、イエメンの僧オマール発見説」
オマールというイスラムの僧が領主の誤解によって町を追放され、山をさまよっていると、鳥が赤い実をついばんでいる。飢えていたオマール、鳥に習ってその赤い実を食べてみると、飢えや病気は消え去り、活力がわいてきました…。

~珈琲の起源説その2~
「15世紀のエチオピア、牛飼いカルディ発見説」
遊牧していた山羊が夜になっても興奮してなかなか眠らない、と近くの修道院に相談に行ったカルディ。遊牧地の近くを調べてみると、食い荒らされた赤い実のなった木があることが判明。不思議に思い食べてみると眠気が覚め、気分爽快になりました…。


どちらの説も、その後コーヒーは“秘薬”として扱われ、イスラム寺院での僧たちの修行に長い間使われることになり、世界に広まっていった、というストーリー。


またそののち、焙煎という手法が編み出されてから、コーヒーは香り高い嗜好の飲み物と生まれ変わり、今日に至っている、ということです。

山火事説、もっともらしい仮説ではありますが、真実はいかに…。


20070115.jpg
↑鳥がついばみ、山羊が食べる赤い実(珈琲の実)…。
人間が食べてみたくなるのも当然だと思います。

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2007年01月15日 18:29に投稿されたエントリーのページです。

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